【防府市】防府天満宮のアクセス・料金・営業時間を紹介
本記事では山口県防府市の観光スポット「防府天満宮」を紹介しています。アクセスや料金、見どころ、営業時間などの必要な情報をわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
防府天満宮の概要・写真情報
防府天満宮は日本で最初に創建された天神さまです。
山口県防府市松崎町にある神社で、防府市にとどまらず山口県を代表する観光スポットです。「歴史的な価値がある建物」「季節の花木」「神事・イベント・お祭」を見に県内外から多くの方が訪れます。
お祀りしているのは、菅原道真公です。菅原道真公をお祀りした神社は全国に約1万2千社ありますが、防府天満宮は創建をもって「扶桑菅廟最初」日本で最初に創建された天神さまと称しています。
防府天満宮の見どころ・イベント情報
防府天満宮の見どころ情報をまとめています。
1.釿始式
1月5日
釿始式は1年の工事の安全を祈る神事で、宮大工の仕事始めにあたる1月5日に古例に基づいて行われます。棟りょうを務める方が「釿(ちょうな)」と呼ばれる斧を「えーい」という大きな掛け声とともに丸太に打ち込む瞬間が見どころです。
2.弓始式
1月第2月曜日
弓始式は毎年成人の日に行われる神事です。宮司や新成人が境内の回廊で弓を引き「邪」と書かれた的を射抜きます。菅原道真公が弓の名手であった故事にならったとされます。
3.節分祭(牛替神事)
2月2日・3日
節分祭(牛替神事)は、生きた牛が当たる珍しい神事です。牛のほか、金銀銅の牛の置物や地域の企業から寄贈された様々な品物が当たります。
そのほか歳男・歳女による招福豆まきが行われます。抽選への参加方法については、節分祭の詳細ページを準備しています。
4.梅まつり・梅の見頃
2月中旬〜3月上旬
梅まつりは、菅原道真公が愛した梅の香りを楽しむイベントで、梅の見頃に合わせて2月中旬〜3月上旬に行われます。防府天満宮に植えられた、しだれ梅や紅白梅など約16種類1100本の梅を愛でたり、出世梅配布に参加したり、甘酒を飲んだり、子どもたちによる神楽舞を見て楽しむことができます。
5.人形感謝祭
3月1日〜5日
人形感謝祭は、捨てがたい記念の雛人形や、長い間可愛がってきたぬいぐるみ等を天満宮に預け、期間中飾っていただいたうえで、里親となる方を募集する催しです。
6.御正祭
3月31日
御正祭は平安時代の古代食を御神前に奉献し、御神霊を慰める神事です。
菅原道真公が亡くなったとされる延喜3年陰暦2月25日を現在の暦に変換した3月31日に執り行われます。
7.新入学児童勧学大祭
4月1日
新入学児童勧学大祭は、ランドセルの御祓いをする神事です。
小学校に入学される児童の健康とこれから始まる9年間の義務教育の学業成就、また登下校の交通安全を祈ります。
8.幸せますウィーク
5月1日
周防国分寺、毛利氏庭園、阿弥陀寺、防府天満宮で組織される千年の都市づくり委員会はゴールデンウィークを幸せますウィークと称し、各所で様々なイベントを行います。
防府天満宮では大石段に鉢植えの花を並べて、「幸せます」の文字を彩る「大石段花回廊」が見ものです。そのほか、芳松庵の夜間開放・コンサートが行われます。
9.金鮎祭
5月15日
金鮎祭は、周防国分寺住職と共に神仏合同奉仕で佐波川の若鮎を御神前にお供えする式です。
菅原道真公が太宰府へ向かう途中、現在の防府市にお立ち寄りになられた際に、この地の人々に厚くもてなされたことに、感謝し金の鮎12尾を国司に託したという話があります。
この金の鮎は3度の火災に遭い焼失してしまいましたが、平成14年に金の鮎12尾を復元。平成23年に菅原道真公の御着船1110年を記念してこの若鮎をお供えする儀式が始まりました。
10.御田植祭・夏超神事
6月30日
御田植祭は古来よりの五穀豊穣をお祈りする神事で、仮設の神田に3人の巫女が田植えを行います。
夏超神事は「輪くぐり」ともいわれており、清められた輪をくぐり清々しい体で夏の暑さを乗り切ろうとする神事です。
この輪は「ふじかずら」のつるや葉で作られており、全員がくぐり終えたのち、持ち帰って新築・結婚・出産の慶事がある家にお供えする風習があります。
12.七夕まつり
7月1日〜7日
かつて菅原道真公が7月7日に大宰府にて、彦星と織姫が天の川に鵲の羽でつくった橋を架け、会う事が出来たという伝説に対して、京に帰るためにその橋を貸してほしいと詩を詠んだことになぞらえ、七夕の日に願うお祭りが開催されています。
七夕まつりの期間中、境内回廊内に立てられた笹竹に短冊を奉納することができます。
そのほか、夜間のライトアップや傘玉アート、七夕茶会、コンサート、ものづくりワークショップなど(年度によって内容が異なります)が行われます。
13.御誕辰祭
8月3・4・5日
御誕辰祭は非常に規模が大きい「夏祭り」です。
菅原道真公の誕生日が陰暦の6月25日(現在の8月5日)にあたることからこの時期に開催されています。期間中、天満宮敷地内から梅林駐車場まで多くの屋台が並び、賑わいます。5日には約4,000初の花火が打ち上げられます。
子ども樽神輿、柔剣道大会、弓道大会、大茶碗お茶会や夫婦円満祈願祭、餅まきなど種々の神賑行事が催されます。
14.花神子社参式
10月第2日曜日
花神子社参式は、11月にある御神幸祭に供奉する大・小行司がその役割を無事に果たせるように祈願するため、一夜づくりの御酒を花神子に持たせ奉献する式です。
防府駅から防府天満宮までの道のりを、可愛らしい子どもたちが時代衣装に身を包み、花籠や御所車に乗り、大名行列のように歩きます。
15.御神幸祭
11月第4土曜日
御神幸祭は、天満宮でもっとも大きなお祭りです。「無実の罪」により失意のうちに太宰府で亡くなった菅原道真公の心をお慰めするためのお祭りです。
当日は白装束に身を包んだ「裸坊」が5000人ほど市内にあふれ、2体のお神輿を天満宮から地勝間の浦まで担ぎます。
裸棒として参加したり、お神輿を担ぐ姿を見たり、市内各所に出るお店を楽しんだり見どころはたくさんです。
16.合格はちまき洗濯
12月15日
防府天満宮では頒布している「受験御守セット」の中に鉛筆や絵馬などと一緒に、合格はちまきが納められています。志望校に合格された受験生からお礼の気持ちを込めて、このはちまきが天満宮へ返納されます。
天満宮では12月の中旬、この合格はちまきを洗濯し、アイロンをかけ希望される方に無料配布しています。
防府天満宮の基本情報
防府天満宮の住所や連絡先などの基本情報を掲載しています。
項目 | 内容 |
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スポット名 | 防府天満宮 |
読み方 | ほうふてんまんぐう |
住所 | 〒747-0029 山口県防府市松崎町14-1 |
電話番号 | 0835-23-7700 |
営業時間 | 8:30-20:00 |
休業定休 | なし |
料金 | 無料(歴史館拝観料:500円・芳松庵拝見料:500円) |
駐車場 | あり |
防府天満宮のアクセス・MAP情報
防府天満宮へのアクセスはJR山陽本線「防府駅」より徒歩で約15分です。
防府天満宮の周辺情報
防府天満宮を観光した後に巡ることができる周辺のスポットを紹介しています。