【防府市】周防國一宮玉祖神社の基本情報・アクセス・見どころ・開門時間
本記事では山口県防府市の観光スポット「周防國一宮玉祖神社」を紹介しています。以下、玉祖神社と記載。アクセスや料金、見どころ、営業時間などの必要な情報をわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
周防國一宮玉祖神社の概要・写真情報
周防國一宮玉祖神社は、山口県防府市大崎にある神社です。周防国でもっとも格式が高い「いちのみや」とされています。その起源は古く、はっきりとした創建年は不明ですが、西暦738年の「周防国正税帳」にその名が記載されています。
「玉祖神社」という名称の神社は各地にありますが、周防國一宮の玉祖神社から勧請(神仏の分身、分霊を他の地に移してまつること)を受けたものとされています。
防府市の観光名所である「東大寺別院阿弥陀寺」を建立をはじめ、東大寺の復興造営に大きな功績を残した俊乗房重源上人(しゅんじょうぼうちょうげんしょうにん)とも関わりがあり、東大寺再建成就のお礼として玉祖神社の神殿の造り替えを行っています。
周防國一宮玉祖神社の見どころ情報
玉祖神社の見どころ情報をまとめています。
上述した、歴史のある社殿や境内の雰囲気・景色を楽しめるほか、以下のような見どころがあります。
1.無形民族文化財「占手神事」
占手神事(うらてしんじ)は毎年9月25日に近い日曜日に行われる神事です。起源は仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)が戦の吉凶を占ったことが始まりとされています。
儀式が相撲の形に似ていることから、占手相撲とも呼ばれます。勝敗を決める競技の相撲ではなく、神に奉納するための祭儀として執り行われます。


2.国指定天然記念物「黒柏鶏」
玉祖神社の境内では国指定天然記念物「黒柏鶏(くろかしわけい)」が飼育されています。
黒柏鶏はその名の通り、黒いニワトリで山口県や島根県で古くから飼育されてきた品種です。羽は金属光沢を持つ黒紫色で、目足爪も全て黒色、長く垂れた尾羽を持つことが特徴です。
時間帯にもよりますが、放し飼いになっているのでケージから出て境内を歩いている姿を見ることができます。
周防國一宮玉祖神社の基本情報
玉祖神社の住所や連絡先などの基本情報を掲載しています。
項目 | 内容 |
---|---|
スポット名 | 周防國一宮 玉祖神社 |
読み方 | すおうこく いちのみや たまのおや じんじゃ |
住所 | 〒747-0065 山口県防府市大字大崎1690 |
電話番号 | 0835-21-3915 |
開門時間 | 調査中 |
休業日 | なし |
料金 | なし |
駐車場 | あり |
玉祖神社(周防國一宮)のアクセス・MAP情報
玉祖神社へのアクセスはJR山陽本線「防府駅」より車で約十数分です。
⚠️最寄りのバス停からの所要時間が約20分かかるため、あまりオススメはしていませんが、駅から「医療センター・自由ヶ丘行き」のバスに乗車し、「医療センター」で下車後徒歩で向かうこともできます。
⚠️レンタサイクルでのアクセスをお考えの方へ、防府駅から玉祖神社は距離があります。ゆっくり向かうと30分くらい時間を要します。
バス、自転車ともに体力を使うため、なるべく車・タクシーを利用ください(気温の厳しい夏場はとくに)。
玉祖神社(周防國一宮)の周辺情報
玉祖神社を観光した後に巡ることができる周辺のスポットを紹介しています。